2020年01月03日

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』

 ブレイディみかこ著『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)の舞台はロンドン。主人公はアイルランド人と結婚した日本人の母親。カトリック系のお上品な小学校を卒業した息子が「元底辺中学校」に入学したことから起きる出来事をつづったノンフィクションです。

 「元」というところがミソ。タイトルと舞台から肌の色を連想しましたが、「ブルー」が謎でした。さらに、目次を見ると、最終節のタイトルは「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとグリーン」とあり、ますます謎。

 文章は読みやすく、すいすい読み進めます。おススメです。



posted by せんじい at 23:06| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月17日

「一年生になるまえに」

 年が明けると、あっという間に新学期。1月から3月は時間が早く経つように感じられます。

 「一年生になるまえに」は、くもんの入学準備シリーズ。小学校入学をひかえ、学習の準備状況を確認するドリルで、「さんすう」と「こくご」があります。

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 「さんすう」では、かず・たし算・ひき算・時計の読みを、「こくご」では、ひらがな・カタカナ・漢字の読み書きを確認します。どちらも「チェックリスト」がついているので、何が足りないか確認できます。




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2019年12月01日

『超効率勉強法』

 『超効率勉強法』(学研プラス)の著者はメンタリストのDaiGoさん。今まで行われてきた定番の勉強法は気休めか効率が悪い、とのこと。

 本書では、最短の時間で最大の成果を手に入れるための35のメソッドが紹介されています。

 キーワードは、「想起(思い出すこと)」と「再言語化(自分の言葉に置き換えること)」だそうです。

 昔知っていたらもっといい大学に入れたかも、とおもわせてくれる本。結局は本人の努力次第ですが、知ると知らないでは大違い。試験勉強は学生だけではなく、社会人になっても直面する現実ですし、年を取っている分、社会人こそ読んでおくといいかもしれません。



posted by せんじい at 21:51| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月14日

トマス・ハリス 『カリ・モーラ』

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 『カリ・モーラ』(新潮文庫)は、あのトマス・ハリスの13年ぶりの新作サイコ・スリラー。という謳い文句に心躍らせて手に取りました。

 主人公は、獣医を夢見るコロンビア移民の25歳の女性、カリ・モーラ。対するサイコパスは臓器密売商。これにコロンビアマフィアのボスが絡んできます。

 主な舞台は主人公がアルバイトで管理している屋敷。この「薄気味悪い屋敷」の秘密に絡んだ犯罪者同士の争いに主人公が巻き込まれる、という構図。

 作品自体は面白いのですが、レクター博士ファンとしては、今回の悪役は小粒に感じました。「臓器密売商」というキャラ設定がもろにグロさを予感させますが。

 ヒロインのカリは魅力的なキャラでスクリーン映えすると感じました。サイコ・スリラーというよりも犯罪エンターテイメントという印象です。

 「ハンニバルよりも異常な猟奇殺人者vs羊たちの沈黙を超える美貌のヒロイン」。読むとわかりますが、この帯の文句、正直、盛りすぎですw

 トマス・ハリス作品だと知らなければ、一級のエンタメ小説ですが...。こうしてみると、ハンニバルシリーズは読者の想像力をかきたてる偉大な作品たちでした。レクター博士が魅力的すぎて、後に続く作品は苦労しますね。

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2019年10月29日

『モーセの災い』

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 『モーセの災い』(竹書房)は、ジェームズ・ロリンズのシグマフォースシリーズ第11作目。

 裏表紙の紹介文によれば、今回の舞台はエジプトと極北。原題は「The Seventh Plague」。訳すと「第七疫病」。疫病とニコラ・ステラがどう結びつくのか。

 本編の他に、セイチャンとコワルスキーが活躍する短編も収録されています。この短編が本編にどう関わっているのかも興味津々です。

 歴史的事実と科学的事実を土台に一流のフィクションで気宇壮大なストーリーを構築していくところは相変わらずさすが。まだ途中ですが、もはや寝不足気味です。





posted by せんじい at 22:48| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする