2019年10月29日

『モーセの災い』

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 『モーセの災い』(竹書房)は、ジェームズ・ロリンズのシグマフォースシリーズ第11作目。

 裏表紙の紹介文によれば、今回の舞台はエジプトと極北。原題は「The Seventh Plague」。訳すと「第七疫病」。疫病とニコラ・ステラがどう結びつくのか。

 本編の他に、セイチャンとコワルスキーが活躍する短編も収録されています。この短編が本編にどう関わっているのかも興味津々です。

 歴史的事実と科学的事実を土台に一流のフィクションで気宇壮大なストーリーを構築していくところは相変わらずさすが。まだ途中ですが、もはや寝不足気味です。





posted by せんじい at 22:48| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月06日

日明恩 『ロード&ゴー』

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 『ロード&ゴー』は救急車がハイジャックされる犯罪小説。「ロード&ゴー」というのは救急における非常事態宣言を意味していて、本来は、急な患者を乗せて病院に直行というときに使用する言葉のようですが、本作品ではまさに救急車が非常事態宣言に陥ります。

 一度、家族の搬送のために救急車に同乗したことがあるので、序盤の救急現場の話は、いちいち腑に落ちました。救急隊員の大変さがよくわかります。

 ハイジャックの動機は読み進めると何となくわかってきますが、それで作品の面白さがなくなるわけではなく、それでも最後まで読ませてしまうところに作品の良さを感じます。

 巧みな人物設定と描写、クライマックスでのエンターテイメント性など、一気に読んでしまいました。

 作者は日明恩さん。これを「たちもりめぐみ」と読める人はそうそういないのでは。表紙のローマ字がなかったら、永遠にたどりつかなかったかも。

posted by せんじい at 22:37| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月18日

LINE漫画『ぐるぐるてくてく』

 LINE漫画『ぐるぐるてくてく』(作:帯屋ミドリ)は、散歩部の二人の女子高生が散歩するだけのお話。

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 散歩部なのに方向音痴の部長の葵(あおい)(高2)と廃部阻止のために勧誘された部員の歩(あゆむ)(高1)が主人公。ほのぼのとしたやり取り、絶対迷う葵、それを見守る歩、という鉄板の設定。

 ストーリーはただ散歩するだけですが、これが妙に面白い。街の情景もいいし、豆知識が披露され、各話に登場する目的地に行ってみたくなります。

 東京に住んでいる人がうらやましくなる漫画。

posted by せんじい at 23:09| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする