2019年12月20日

映画『七つの会議』

 『七つの会議』は池井戸潤の同名小説が原作の映画。ある企業を舞台に、不正を正そうとする社員と企業存続と自己保身のために隠蔽を画策する経営陣の戦いを描いた「企業犯罪エンターテインメント」。

 主人公の昼行燈のような万年係長に野村萬斎、同期入社でバリバリの営業部長に香川照之、主人公の行動に不審をいだく狂言回し的な役割の営業課長に及川光博。その他にも、豪華な俳優陣を贅沢に使っていて、映画に厚みを出しています。

 誰が悪なのか。ストーリーは、池井戸潤作品ならではの緊迫感と展開で飽きさせません。面白いです。色々な会議を章立てにした構成がユニークに感じました。

 作品としては一級の娯楽作品ですが、観終わった後に、サラリーマンとしての悲哀というか業のようなものを感じました。日本人とサラリーマン。いつもながらの永遠のテーマです。

posted by せんじい at 23:08| 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする