2019年01月09日

映画『15時17分、パリ行き』

 『15時17分、パリ行き』はクリント・イーストウッド監督による、実話に基づくドラマ。2015年に起きたアムステルダム発パリ行きの特急列車で発生したテロ事件に遭遇した3人の青年の行動を描いています。

 『アメリカン・スナイパー』、『ハドソン川の奇跡』に続く実話シリーズといえますが、今回大きく違うのは、主人公の3人を本人たちが演じていることです。

 このことで作品のリアリティが格段に上がり、フィクションではありえないような事件の顛末も無理なく受け入れられます(本当に起こったことですからね)。そして、ラストのフランス大統領による表彰シーンも記録映像なのに、本編からスムーズにつながっているので観客も作品に集中できます。

 本人演技というのは監督のアイデアの勝利ですし、ごくごく普通の青年の行動を破たんなく描いて、実際には10分にも満たない事件を94分の作品に作り上げる手腕はすごいとおもいました。



posted by せんじい at 23:29| 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする